4、「海賊とよばれた男」 百田尚樹

「ならん! ひとりの馘首もならん」ー 敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥されうる油もない。しかし国岡商店は社員一人たりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と戦った男は- 出光興産の創業者・出光佐三をモデルにした本格歴史経済小説。上下巻合わせて700ページ越えの超大作です。

 

この小説の魅力といえば、国岡鐵造の信念とそれに影響されて揺れ動く人々の心です。

彼は常に「日本の為」を新年にどんな敵や困難も乗り越えていきます。

 

最もワクワクするのは、極秘でイランの石油を取りに行く話。

活字でも恐ろしく緊迫感が伝わってきて自分もなぜか偉大なことを目撃したような感動を味わえました。

 

下巻終盤で、鐵造が人生を振り返るシーンがあります。

「自らの信念をもって正しい行いを続けていれば、絶対に間違った方向に行くことはない」

人間万事塞翁が馬といいますが、きっと一本の軸、信念を持っていれば、運命はいい方向に向かうんだと思います。生きていくうえで運命と偶然は同時に起こっているわけです。23歳の若造のくせに大それたことを言ってしまいました(笑)

 

敗戦後、日本をここまでの国にした立役者の一人の生き様を学べる本です。

是非、読んでみてください。

3、「異端のすすめ」 橋下徹

どうもNAOです。先日は人生二度目の岩盤浴に行って参りました。

最高です。だって、下着をつけてない女性がうろうろしているんですよ!?(多分替えを持ってきて着けている人もいると思いますが。)

さらに漫画読み放題!、カリカリ梅食べ放題!(いらない)と楽園でした。これからも通おっと。

 

さてさて、今日は政治家、弁護士、タレントとして様々なキャリアを持つ橋下徹さん執筆「異端のすすめ」をレビューします。

 

そもそも、橋本さんは子供7人もいながら、チャレンジをし続けた人生を送った方として最も尊敬する方の一人でした。

そんな橋本さんが伝える「決して後悔しない生き方のすすめ」を凝縮した一冊であるこの本は進路に迷っている学生や社会人の方に読んでいただければと必ずや参考になるのではないのでしょうか。

 

細かく本の内容を説明するのも面白くないので、
・ 私の思うこの本で伝えたかった事
・ 私が気に入ったところ
・ まとめ
を述べたいと思います。

 

私の思うこの本で伝えたかったことは伝えたかったことは、「今死んだとしても後悔はない、という人生を送るには、常に自分にとって試練となる道を選び、その壁を乗り越えるために努力は行うべきであること」であると思います。

人生は不透明で先行き不安です。そのような中でも常にチャレンジしていけばどこかで今死んでも後悔しないという「燃焼感」が得られる仕事に出会えるはずです。

そして、努力とは努力が目標ではなくそれをチャレンジする際の武器とするところに意味があります。橋本さん自身、大阪都構想住民投票では負けてしまったが燃焼感は得られたそうです。

 

ここからは私の気に入ったところになります。
私の胸に響いた部分を紹介します。


『世間の大体の人達が言っていることを「右に倣え」で同じように言うのは簡単ですが、世間の風潮と異なることを言うには、完璧な理論を構築しなければなりません。』


私自身もうすぐ社会人になりますが、相手に興味を持ってもらうためには自分の意見を持つことが必須であると考えます。

そんな中で他人に興味を持ってもらうためには世間の風潮とは異なる意見を持つことが効果的です。

しかし、ただ天邪鬼になっても「こいつは注目してもらいたいだけだな」となってしまいます。

大切なのは、完璧な理論を構築した意見を持つことです。私自身、確実な証拠をもとに話すことが苦手でついつい適当なことを言ってしまいます。

そんなことを繰り返していたら、相手も「こいつの言うことは半信半疑で聞いておこう」となりますし、話しているこっちも「相手が本気で聞いてくれていないような気がする」状態になってしまいます。

そのためにも、今回引用したセリフは社会に出ていくうえで必須の心構えでしょう。

 

まとめとして、橋本さんの言うような「後悔しない人生」を送るには、行動してチャレンジを繰り返し、自分の活躍できる場所を探すことです。

私自身、就活中ですが大企業に行くのか中小、ベンチャーに行くのか、就職しないのか、いろいろな選択肢がありますが、どれを選ぶせよ、自分の中である程度理由付けできた志望理由を持った進路を選びたいですね。

 

ではでは。
※嫌われる勇気の続きはまた後日。

2、「嫌われる勇気」 岸見一郎、古賀史健 Part.1

 フロイトユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を青年と哲人との対話形式でまとめた話です。友人関係や恋人関係など対人関係に関する悩み、自分の将来や人生そのものに悩まれている方に是非お勧めです。

 

 

 本書は「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに対し極めてシンプルかつ具体的な答えを提示します。

ただし、注意してください。この本を読んだからといって、当然人生がうまくいくわけではありません。この本の内容を咀嚼し、自分の一部とできた時にこそ効力を発揮します。私自身、まだ二回しか読めておりませんので理解しきれない部分、受け入れられない部分が多々あります。自分の中で整理するという意味でも気になった部分を感想込みでブログに書き留めたいと思います。それでは宜しくお願いします。

 

 

 私が伝えたい部分として、以下の3つの章に分けてお話します。

1.ライフスタイルを変える勇気

2.すべての悩みは対人関係の悩み

3.普通であることの勇気

もちろんこれ以外にも「自由とは他者から嫌われることである」等伝えたい部分はありましたが、キリがないので疑問を感じたり、もっと深く知りたい場合は自分で読んでみることをお勧めします。

 

 

 本日は 1. ライフスタイルを変える勇気 についてお話します。

この章では自分自身への向き合い方について考えたいと思います。ライフスタイルとは人生における思考や行動の傾向、つまりはその人が世界をどう見ているか、自分のことをどう見ているかということです。つまり、自分の世の中への見方を変える勇気がこの章のカギを握るのです。

 そもそも、アドラー心理学では原因論ではなく、目的論を提唱しています。

例として挙げると、あなたが「自分は人見知りでヒトと仲良くなるのが苦手で友達が少ないから、暗くて協調性のない性格である。」と考えているといます。このセリフを聞くとこう考えるのではないでしょうか?いままでなかなか友達ができずありのままの自分をうまく出せる場所がなく苦しんできたのだろうな、その結果ひねくれてしまって暗くて協調性のない性格になってしまったのだろうと。

 アドラー心理学はこの考え方、AだからBという原因論を明確に否定します。そうではなく、「現状ヒトと仲良くなるのが面倒であったり、疲れる、対人関係の中で自分のプライドや考え方、存在を否定され傷つくのが怖い」といった理由から「暗くて協調性のないヤツ」を演じている、Aという目的を達成するためにBであるという目的論で物事を捉えます。しかし、演じているとありますが好きでそうしたわけではないし、私は暗くて協調性のない自分なんて好きでもないしむしろ嫌いだ!とこの考え方を残酷だと思うかもしれません。

 ここで、冒頭で述べた「ライフスタイルを変える勇気」です。目的論で考えることができれば、先程の例で挙げると、現在のライフスタイルは「現状ヒトと仲良くなるのが面倒であったり、疲れる、対人関係の中で自分のプライドや考え方、存在を否定され傷つくのが怖いから暗くて協調性のないヤツとして自分を守っている」であり、実は明るく協調性をもったヤツになるためには「存在を否定され傷つく」ことを恐れずに対人関係に踏み込むことが必要なのです。これはつまり「勇気」です。もしかしたら、過去に友人に裏切られたトラウマからそのような考えに行っているかもしれませんしそうではない他の理由からかもしれませんが、兎にも角にもそれは「変える勇気」が必要なのです。

 今日の内容は字面では納得できても気持ちの面では納得できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、私の文章力という観点からの実力不足もありますので、本当に気になった方は本を買ってみることをおすすめします。そして冒頭でもふれたように何度も自分の中で咀嚼することが大切です。それでは次章もお楽しみください。

 最後に私は自分の幸せのためにもできるだけ自分が大変だと思う道に進む道を選んでいます。困難な道を進むことは勇気がいりますが、やらずに後悔より、やって後悔で過ごしたいと思います。ではでは

新年のご挨拶 と 1、「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ

新年あけましておめでとうございます。

私の年末年始はバイトやら親戚への挨拶で全然休んだ感じが致しません。。。

そんな中でも大阪の住吉大社に初詣に行って、おみくじを引いてまいりました。

結果は、、、

 

「中吉」

ラッキーアイテムは「ハーブの香り」!!!

ローズマリーの香りでも振りまいて、周りのみんなをストレスフリーにしていこうと思います(笑)

 

今年の抱負についてですが

昨年ブログを始めましたが、なかなか更新できずでした。

そんなわけで今年は「できるだけ気軽に100個の記事を書くこと」を目標にしたいと思います!

 

その第一弾、「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ

朝井リョウさんの作品としては、「何者」も読みました。

朝井さんは、なぜか出来上がってしまう高校生の上下関係(イケてる組とその他みたいな)、就活がうまくいかない大学生などを題材として巧みに表現しております。

 

桐島、部活やめるってよ」は前者の高校生を題材にして書かれています。ただし、そんなに桐島が部活をやめることに関して話が展開されるわけではありません(笑)

というより、桐島が部活をやめること然り、イケてるグループに属しているにもかかわらず虚しさを覚えている菊池宏樹など、何人かの高校生の視点の心情を描いています。

 

この本を読んで一言、自分がなりたいものはなかなか見つかりません。普通はその場その場でやりたいことをします。しかもそれは大体極めることはなく受験とかが始まり二の次になっていきます。ヒトの感性みたいなものや興味関心は主に周りの環境から決まります。友達がやってるから自分もしてみたい。周りの環境なんてのも大概は自分の意志で決まるもんじゃありません。芸術家の息子になりたいなんて思ってもなれませんからね。

 

だからこそ、私は色々な道があるし面白いことがたくさんあるんだよってことを子供たちに教えてあげるべきだと考えます。そして、ただ何があるかを教えることより、自分で色々なことに興味をもっていくと世界観はグッと広がるということを伝えてあげることが大事ではないでしょうか。私の押しつけがましい価値観で言ってしまいますが、高校生や中学生の時に一度でもいいから授業で「自分で決めたことを挙げてみなさい」とか言われてみたかったです。

 

長々と駄文を垂れ流してしまいましたが、最後に朝井リョウさんの作品は自分の息子、娘にプレゼントしてあげることをおすすめします。

 

ではでは。

ベンジャミンバトン~数奇な人生~

お久しぶりです。

久しぶりすぎて、すっかり寒くなっちゃいましたね。

今年初めてウルトラライトダウンを買ってみたのですが、ぬくぬくでございます。

 

今回は寒くなってきましたので、家で楽しめる映画を一つご紹介いたします。

「ベンジャミンバトン数奇な人生」。

年齢が人とは逆に進んでいく、つまり、老人として産まれ、どんどん若返っていくという病気?を持って生まれたベンジャミンバトンの生涯を描いた物語です。
この作品の魅力の一つとして、ベンジャミンバトン演じるブラピが特殊メイクを駆使して老人から青年に戻るまでの間を演じている所にあります!見ていてよく知っているブラピになっていく過程は素晴らしい技術力です。
とまあ、作品の表立った魅力を話したところで、私の感じた魅力は2つあり、「もし、自分が同じ境遇にあったら」と「男の何たるや」です。

まず前者について、生まれながらに人と違う境遇でそれにより思い悩んだりすることがある場合、私なら何に当たればいいかも分からず孤独を感じ、自暴自棄になってしまいます。しかも今回は人と時間軸が逆で歳の近しい人は自分よりも先に亡くなっていくことになり、自分は若々しくなっていくのに対し、周りの人々は年老いていくのです。こんな孤独なことがあるでしょうか。しかし、そんな中、作中でベンジャミンのセリフに痺れました。ベンジャミンはデイジーという女性と恋に落ち一緒に暮らすのですが、彼女は年々年老いていき、ベンジャミンは若返っていきます。年老いたデイジーが「永遠なんてない」と言ったのに対し、ベンジャミンが「永遠はあるよ」と言いながらでデイジー抱くシーンは男の何たるやを感じました。作中でベンジャミンが弱音を吐くシーンはありません。いつも人のことを考え、相手の話を聞く、私もこのくらいの度量をもちたいものです。
私の感じた魅力もお話した所で、最後に誰かと共に歳をとる、これがどれだけ幸せなことか、この作品を見れば再確認出来ると思います。是非、お時間がある時にあなたの大事な人と見ていただければと思います。

10/24 気持ちメモ

将来の仕事、つまりこれからの就活に対しての不安や緊張に対して感じたのでブログにしておこうと思います。

 

 

まもなく就職活動が始まります。

私自身、就活を楽しみにしていました。

だって、学生時代に勉強してたのも将来の為、将来の為って思いながらやってましたよ!!

ついに、自分の道を本気で考えるチャンスが来たわけです。(特に理系で院にも言ってたとなると、大学でも授業盛り沢山、宿題盛り沢山だったので、なかなか、将来が見えてこなかったんです。)

自分を見つめ直すいい機会にもなります。

その為に、自己分析なんかをするわけですが、いかんせん意識高そうな名前ですよね(笑)

でも、自分を知るというのはこれから生きていくうえで欠かせないことだと考えております。

自分が思っている以上に自分の考え方というのは複雑で一度本気で向き合わないと理解するのは困難です。

これをすることで、自分の考え方を言語化します。

成功者といわれる方々がインタビューで「過去を教えてください!」と言われて、うまいこと話しているのをよく見るのですが、あれなんかも自分のことがよくわかっていないとできませんよね。

そのうえで自分がどんな仕事をしていきたいかを見極めていくわけです。

 

前置きが長くなりましたが、私はグローバルに活躍したいという野望があり、そういう企業のインターンシップに申し込みました。

そこで、実際に就活をしていくんだと実感すると同時に不安がわいてきました。

本来楽しみにしていたのに、なぜ不安になったのか原因を考えてみるために紙に書き出してみました。

すると、すぐに解決です。

原因としては

・自分の考え方が通用せず、認められなかったらどうしよう

・自分より能力が上の人がいたらどうしよう

でした。

まとめると、相手からの評価や他人との比較といった部分で今から心配してもしょうがないものでした。

「嫌われる勇気」の課題の分離をすれば乗り越えられる問題でした。(この本は後日紹介いたします。)

 

そんなわけで、今回の経験から少し広げると新しい環境に飛び込んだりするとき、好きな子に告白するときに感じる不安ってのは大部分が相手からの評価なのであなたにはどうしようもないのです。くよくよ悩まずチャレンジしていきましょう。

 

 

「さがしもの」 角田光代さん

初投稿です😙

不定期で分野問わず、ビビッときたものやグッときたものをレビューしていきます。

 

今日は最近読んだ本「さがしもの」を紹介したいと思います。

「八日目の蝉」などで有名な作家、角田光代さんによる200Pちょっとの短編集になります。

 

最初に角田光代さんの作品を読んだ感想として、人の気持ちを描くのが上手な方、本を読むという行為自体に関しても色々考えを持っているという印象を持ちました。それでは、内容に移っていきます。

 

「さがしもの」は9つの短編から成り、それぞれが「本」をテーマに進んでいきます。全体を通した感想としては、ここに書かれた話は角田光代が実際に体験したんじゃないかな、と思うほどに、どの話も鮮明にその状況や雰囲気が感じられます。今回はその中でも本書を読むきっかけにもなった本書の最後の短編でもある「初バレンタイン」を紹介したいと思います。
 
まず、そのきっかけについてお話します。先日、地元の書店で心がじわっと優しくなるような本ないかな〜と探していたところ、帯で上白石萌音さんが勧めている本書が目に入りました(文学少女👩‍🎓、良い)。「さがしもの」とタイトルが全部ひらがなの所もいいなと思い目次を読んでみると短編集であることが分かり、特にその中の「初バレンタイン」という話が目に入りました。私は「初」という言葉に魅力を感じます。というのも、人間何事も馴れてしまうと物事の大切さを忘れてしまいがちです。初めてだからこその緊張や不安、達成感が存在します。初めて何かを成し遂げた話を聞くのはいつだって楽しいものです。今回、角田光代さんの描く「初」バレンタインがどのようなものか知りたくなり思わず購入しました。
きっかけから長くなってしまいましたが(笑)、内容と感想についてお話します。
 
主人公の中原千絵子は23年間の人生ではじめて彼氏ができる。彼氏は大学の一学年下。来るバレンタインデーに向けて千絵子は、チョコレートじゃ芸がない、と考え、あまり知られていない作家の、さらに知られていないデビュー作で、中学三年生の時に読み、後の自分の人生に大きな影響を与えた本を贈ろうと決める。しかし、いざ贈ろうと考えると本を贈るのは世界観を押し付けるみたいにとられないか、相手に響かなかったらどうしようとバレンタインデーまで悩みに悩む。
二月十四日当日、千絵子は結局本しか用意できずに迎えることになる。デート中の千絵子は彼氏からどう見られるかを気にして自分をうまく出せない。終いにはそれ風を装うためにアクセサリー屋に入り、店員のごり押しで彼氏に十八万七千円の指輪を買わせてしまう。夜ご飯で行った居酒屋でも周りのカップルがチョコを渡しているを見て、バックに忍ばせた本を渡せずにいる。結局、食事後に行ったラブホで本を渡すことになるのだが、相手の反応は悪く何とも言えないまま終わってしまう。それから時は経ち、今年三十歳になる千絵子はもちろんその頃の彼氏とはすぐに別れ、何度かの恋愛を重ね、今度結婚することになっている。夫と新居への引っ越しへの準備をしている途中、偶然例の本を見かける。そこで千絵子はこの本を読んだときに人生が変わったのではなく、その本を誰かのために選んだ時かもしれないと気付いて終わる。
 
私自身、初めて女の子にプレゼント時のことは今も覚えている。大学生ならどんなものを贈ればいいか、どのくらいのものが重いと思われないかなどを、ネットで血眼になって調べた。相手が喜んでくれるか、好みでないものだったらどうしようと考えに考え抜いた挙句決めたのを覚えている。誰かと本気で付き合って、その人のためを思って一生懸命に考える、そうすることで私自身大人に近づいたように感じる。自分中心の世界から、少し視野が広くなる瞬間だと思う。初、という言葉は貴重なもので世界観がグッと広がることが多い。
 
最後に、皆さんも何かを初めて経験するときにはその時の感情を忘れないよう大切にしていただきたい。