ベンジャミンバトン~数奇な人生~

お久しぶりです。

久しぶりすぎて、すっかり寒くなっちゃいましたね。

今年初めてウルトラライトダウンを買ってみたのですが、ぬくぬくでございます。

 

今回は寒くなってきましたので、家で楽しめる映画を一つご紹介いたします。

「ベンジャミンバトン数奇な人生」。

年齢が人とは逆に進んでいく、つまり、老人として産まれ、どんどん若返っていくという病気?を持って生まれたベンジャミンバトンの生涯を描いた物語です。
この作品の魅力の一つとして、ベンジャミンバトン演じるブラピが特殊メイクを駆使して老人から青年に戻るまでの間を演じている所にあります!見ていてよく知っているブラピになっていく過程は素晴らしい技術力です。
とまあ、作品の表立った魅力を話したところで、私の感じた魅力は2つあり、「もし、自分が同じ境遇にあったら」と「男の何たるや」です。

まず前者について、生まれながらに人と違う境遇でそれにより思い悩んだりすることがある場合、私なら何に当たればいいかも分からず孤独を感じ、自暴自棄になってしまいます。しかも今回は人と時間軸が逆で歳の近しい人は自分よりも先に亡くなっていくことになり、自分は若々しくなっていくのに対し、周りの人々は年老いていくのです。こんな孤独なことがあるでしょうか。しかし、そんな中、作中でベンジャミンのセリフに痺れました。ベンジャミンはデイジーという女性と恋に落ち一緒に暮らすのですが、彼女は年々年老いていき、ベンジャミンは若返っていきます。年老いたデイジーが「永遠なんてない」と言ったのに対し、ベンジャミンが「永遠はあるよ」と言いながらでデイジー抱くシーンは男の何たるやを感じました。作中でベンジャミンが弱音を吐くシーンはありません。いつも人のことを考え、相手の話を聞く、私もこのくらいの度量をもちたいものです。
私の感じた魅力もお話した所で、最後に誰かと共に歳をとる、これがどれだけ幸せなことか、この作品を見れば再確認出来ると思います。是非、お時間がある時にあなたの大事な人と見ていただければと思います。