新年のご挨拶 と 1、「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ

新年あけましておめでとうございます。

私の年末年始はバイトやら親戚への挨拶で全然休んだ感じが致しません。。。

そんな中でも大阪の住吉大社に初詣に行って、おみくじを引いてまいりました。

結果は、、、

 

「中吉」

ラッキーアイテムは「ハーブの香り」!!!

ローズマリーの香りでも振りまいて、周りのみんなをストレスフリーにしていこうと思います(笑)

 

今年の抱負についてですが

昨年ブログを始めましたが、なかなか更新できずでした。

そんなわけで今年は「できるだけ気軽に100個の記事を書くこと」を目標にしたいと思います!

 

その第一弾、「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ

朝井リョウさんの作品としては、「何者」も読みました。

朝井さんは、なぜか出来上がってしまう高校生の上下関係(イケてる組とその他みたいな)、就活がうまくいかない大学生などを題材として巧みに表現しております。

 

桐島、部活やめるってよ」は前者の高校生を題材にして書かれています。ただし、そんなに桐島が部活をやめることに関して話が展開されるわけではありません(笑)

というより、桐島が部活をやめること然り、イケてるグループに属しているにもかかわらず虚しさを覚えている菊池宏樹など、何人かの高校生の視点の心情を描いています。

 

この本を読んで一言、自分がなりたいものはなかなか見つかりません。普通はその場その場でやりたいことをします。しかもそれは大体極めることはなく受験とかが始まり二の次になっていきます。ヒトの感性みたいなものや興味関心は主に周りの環境から決まります。友達がやってるから自分もしてみたい。周りの環境なんてのも大概は自分の意志で決まるもんじゃありません。芸術家の息子になりたいなんて思ってもなれませんからね。

 

だからこそ、私は色々な道があるし面白いことがたくさんあるんだよってことを子供たちに教えてあげるべきだと考えます。そして、ただ何があるかを教えることより、自分で色々なことに興味をもっていくと世界観はグッと広がるということを伝えてあげることが大事ではないでしょうか。私の押しつけがましい価値観で言ってしまいますが、高校生や中学生の時に一度でもいいから授業で「自分で決めたことを挙げてみなさい」とか言われてみたかったです。

 

長々と駄文を垂れ流してしまいましたが、最後に朝井リョウさんの作品は自分の息子、娘にプレゼントしてあげることをおすすめします。

 

ではでは。